WORKS PLUS 株式会社
2023年9月4日
通所介護事業所の御案件。
本日は内装イメージに近づける為に梁を塗装します。
天井を組む際に、天井を下げて梁を隠してしまうと床が出来上がった時に天井の高さが低くなってしまう為出来る限り天井は高く設けたい・・・となると梁を見せる感じに進めていくことになります。
事業者様のイメージと、この梁が邪魔にならないように活かせる方法を模索。
今回は塗装し、この梁を「あるもの」に見立てる事に致しました。
話は反れますが「塗装」について少しご説明致します。
塗装とは、ものの表面を塗料の被膜で覆うことです。塗料が乾燥したあとの被膜を「塗膜」と呼び、色や光沢、デザイン、機能(遮熱性など)のことなる様々な種類があります。
その中でも外壁塗装とは、建物の外壁に塗料を塗布して塗膜を形成させる作業です。
塗装って塗るだけじゃないの?っと良く聞かれますが、塗装の方法は
「刷毛塗り」「ローラー塗装」「吹き付け塗装」の3種類が一般的
これらの基本的な違いは、使用する道具です。
どの方法で塗装をするかは、使用する塗料や、塗装する素地、塗装環境によって決定をされます。
塗装の工程は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本
「下塗り」=まずは「シーラー」「フィラー」と呼ばれる下塗り材を、塗装範囲全体に塗ります。下塗りをすることにより、このあとに塗る塗料の密着性が上がり、長持ちするようになります。
下塗りの後・上塗りより前の2層目の作業を「中塗り」と言います。
「中塗り」=中塗りをすることではじめて塗膜の厚みがじゅうぶん確保され、メーカーの意図した耐久性・仕上がりになります。
「上塗り」=上塗りはもっとも表面の層なので、下塗り・中塗りとは違い、実際に仕上げたい色で塗装します。
塗装で使う塗料は「下塗り塗料」「中・上塗り塗料」の2つに分けられる
下塗り用塗料には「プライマー」「シーラー」「フィラー」の3つの種類があります。特にプライマーとシーラーの違いは、塗装をする下地によって選択される下塗り塗料が別れることが特徴です。
塗装の耐久性は、選んだ塗料が大きく左右します。
そのため、予算の中でなるべく耐用年数の長い塗料を選ぶことが重要です
など上記のポイントに添って施工していきます。
ちなみに、外壁用の塗料で、今もっとも価格と耐用年数のコストパフォーマンスがよいのは「ラジカル塗料」です。
ラジカル塗料の塗装費用は「2,400円/㎡」が目安で、耐用年数は約15年前後です。この年数は、同価格帯の「シリコン塗料」に比べて2~3年長く、大変お得な製品と言えます。
今回は、ローラーと刷毛を使用ています。
塗料を塗る回数などはご依頼頂いた業者様、内容によって変わることがありますが、今日は基本をご説明しました。
何かご質問等ありましたらお気軽にお問合せ下さい。
明日は軽天作業がございます。
引き続き作業説明と共に記載したいと思います。